『まだ、旅の途中。』

2023年11月16日をもって超水道は15周年を迎えました

2008年の11月16日、超水道は東京の片隅で発足しました。正確に言えばその前から活動自体はあったのですが、某同人誌即売イベントに超水道の名義で申し込んだこの日を「自分たち以外に超水道という存在を初めて公的に示した日」として、超水道では発足日として定めています。そして、2023年の同日をもって超水道は15周年を迎えました。

発足当初は高校生だったメンバーたちも、今やすっかり年季の入った社会人。けれど、気持ちはずっと変わらず、作品をつくることで広がる世界にわくわくしながら制作に励む日々を送っています。

……が、思えばずいぶん遠くに来たものです。

15周年を前に、「今の超水道の気持ちを表現した象徴的なフレーズはなんだろう?」と、みんなで考えて決まったフレーズが【まだ旅の途中】です。ここだけの話、超水道は大学受験を前にした高校生の現実逃避としてノベルゲーム制作を始めたチームなので、最初から目標や目的のようなものはありません。超水道にあるのは、一体どこまで行けるのか。その先でどんな景色が見えるのか、たったそれだけ。

この旅がどこへ辿り着くのか、それとも──これからも見守っていてくださったら嬉しいです。そして願わくば、20周年も一緒にお祝いできますように。

2023.11.16超水道 一同より

15周年記念グッズ

書き下ろし小説『流れるようです歩くようです』

作:ミタヒツヒト